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LYRA/レンブラント・アクアレル/強い発色のハイクオリティ水彩色鉛筆

LYRA/レンブラント・アクアレル/強い発色のハイクオリティ水彩色鉛筆,製品レビュー

LYRA レンブラント・アクアレルは、強い発色のハイクオリティな水彩色鉛筆です。リラの高級色鉛筆のグレードはケースと鉛筆のデザインがカッコよくて、所有欲を満たしてくれます。
特に木目と太めのボディが高級感を感じさせてくれます。でもたまに、木軸が割れたりします・・・(笑)
芯はやわらかく、画面にもしっかりと定着します。しかし、水溶けは悪いです。
とにかく、発色が良く、濃く色がつくのがこの色鉛筆の特徴です。しっかりめに色をつけてから、水溶きし、その後に筆で色を抜く感じで描くと明るさを保持できます。
専門家用色鉛筆の中でも耐光性が高く、この価格帯の色鉛筆の中では最も良いです。

LYRA/レンブラント・アクアレル/強い発色のハイクオリティ水彩色鉛筆,特徴

●強い発色と華やかな色調

ドライ時での発色がとても強い。どの色もかなりの濃さがあり、現状販売されている水彩色鉛筆の中では1、2を争う発色の良さです。水彩色鉛筆は色が淡くなりがちで、何度も色を重ねなければいけなかったりしますので、そうしたことが「めんどくさい」という人にはとてもメリットが大きいです。

色調は、レッド〜バイオレット〜ブルーまでの色がとても華やかで美しい色が揃っています。グリーンは落ち着いたアースカラーが多く、特にレッド系は色数が多く豊かです。

LYRA REMBRANDT AQUARELL
発色の良い色

●鉛筆の線が見えるぐらいな水溶け

水で溶かすと、淡く美しい色が広がります。水溶けはあまり良くありません。水彩の透明度を出しつつ、鉛筆の線を生かす描き方になります。結構難しいですね。普通に、しっかりめに繊細に描きこんで、少し水で溶くという描き方も向いています。水溶け具合は、カランダッシュのスプラカラーソフトよりは良いです。ダーウェント・インクテンス ぐらいです。水溶けを求める人には向いていない色鉛筆です。上手に使えればとても良い色鉛筆です。

水溶けの状態

●しっかりとした握り心地の木軸

8mmの六角形なので、かなりしっかりと握ることができます。コントロール性が良いので描写は行いやすい。日本製のシャープナーだと、穴に入らないことが多いので、ステッドラーやLYRA、ファーバーカステルなどの海外製のシャープナーが必要です。

●混色と重ね塗り

重ね塗りは、水彩色鉛筆の中では比較的優秀な方です。とても定着が強いので、混色もぴたっとおさまります。水溶けがあまり良く無いので、筆からの直取りは思ったよりも色が取れません。紙パレットでのたらし込みでは、顔料が広がりすぎず、いい感じで滲みがつくれます。また、グレージングもとてもキレイです。

しつこいようですが、水溶けがあまり良く無いので、水彩表現をしたいときは、直塗りしてからの水溶きだと鉛筆の線が残ってしまうので、思ったような画面が作れないかもしれません。そのため、紙パレットを使用して描く方ことで、水彩表現もキレイにできます。

(水彩色鉛筆の使い方参照)

●高い耐光性

耐光性が低い色は、以下の3色です。全体的に耐光性はとても高いです。そのため、プロ用として安心して使用できますね。

  • 耐光性の低い色( ⭐️ ):カドミウムイエロー・ディープ( L2010008 cad yellow deep ),ディープバイオレット( L2010036 Deep Violet ),クロームグリーン( L2010068 Chrome Green )

LYRA/レンブラント・アクアレル/強い発色のハイクオリティ水彩色鉛筆,製品スペック

レンブラント・アクアレル水彩色鉛筆
LYRA(ドイツ) (公式
マルマン(公式サイト
価格帯一本308円。
全96色
発色が良い。
生き生きとしてきりっと締まった 色。
カラーチャート
形状円形、鉛筆の径:8mm
描き心地芯:3.7mmソフト
柔い。
水溶け良くない。鉛筆の線が残る。
混色良。定着が強く、重ね塗りもできる。
その他細めの水彩紙と相性が良いです。
キャン ソンのモンバル(細目)がおすすめ。
木軸は、イタ リアのPEFC森林認証プログラムが保証する最上級のシダー材
参考作品1

kazikaeru:

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