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サクラ クレパス比較

持ち手が四角いタイプのクレパス・スペシャリストと、円筒形のクレパス。

サクラ クレパス比較,日本のクレパスは、海外でも使用する人が多い描画材料です。
クレヨンの描きやすさとパステルの伸びの良さをミックスしたもので人気の画材ですね。
ではでは、
子どものころから使っているサクラクレパスと専門家用のサクラクレパススペシャリスト。
いったいどこが違うのでしょうか?

サクラのホームページ​には​

​​・専門家の要望に応え開発された専門家用クレパスです。
・高級顔料を使用していますので発色、耐光性に優れています。
・均一性、着色性に優れています。
・角型形状で、面塗りから線描まで対応できます。

​と書かれています。

クレパスでそこそこ大きな作品を描こうと思うと結構な量を使いますので、できれば安い方がいい!
作品とはいえ、売れるわけじゃないし、そんな何十年も持たなくていい!
見た目と使い心地があんまり変わらないなら、別に専門家用じゃなくていいじゃないか!
と、思ったりするのは私だけではないはず。
っということで、使い心地と見た目を比較してみたいと思います。

​サクラ クレパス比較

●形の違い

​クレパス太巻きは円筒形で子供も持ちやすい形状になっています。スペシャリストの方は、四角です。角を使って細かい部分を書き込んだりできるので、使い勝手はスペシャリストの方が断然いいです。細かいことをしないなら関係ないですが…。

●色

おおよそは同じ感じですが、赤だけは明らかに違います。クレパスの赤はちょっと生っぽいですが、スペシャリストの方はしっかりとした深みのある赤です。

白い紙の時は違いがはっきりしませんでしたが、こうして並べてみると、明らかにスペシャリストの方が塗りカス(にょろにょろしたカス)が少なく、また、粒子が細かいためか均一でキレイに塗れているのがわかります。隠蔽度はそれほど変わらないですね。

●混色

均一にきれいに塗ることができるスペシャリストの方が、グラデーションが断然キレイに表現できます。微妙な筆圧が調節できるみたいです。混色自体はどちらも問題なくできますが、太巻きの方は塗りカスが多いため、混ぜていると汚いダマみたいなムラができてしまいます。黄色~オレンジのあたりはとても目立っています。

サクラ クレパス比較.まとめ


太巻きクレパスの問題点は、塗りカスが多く、そのせいで混色すると画面が汚れやすいことです。
また、通常のサクラクレパスは24色(980円)なので色数がちょっと足りないですね。
通常のクレパスは無しかな。
ただ、サクラからは「太巻き50色セット(3000円)」という製品も出ていて、こちらは、大人も使えるホビーユースの位置づけで販売されているようです。子供向けクレパスとは顔料の質が異なるようです。その分お値段も高くなりますが、スペシャリスト(一本120円)に比べるとお安いので、使ってみる価値はあるかもしれません。

kazikaeru:

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