おすすめ色鉛筆10選。プロが選ぶ、イラスト&色鉛筆画用の油性色鉛筆

おすすめ色鉛筆は?油性色鉛筆の選び方

おすすめ色鉛筆は?色鉛筆はたくさんの種類が販売されています。用途によって選ぶ色鉛筆は異なりますが、ここでは、イラストや色鉛筆画向きの色鉛筆を紹介します。イラストや色鉛筆画にも様々なタッチがあり、べったりと厚く塗れる色鉛筆を好む人がいる一方で、プレバトの色鉛筆画のように、色鉛筆らしい繊細さを好む人もいます。

値段の高い色鉛筆は何が違う?プロ&アーチスト向けの専門家用色鉛筆とは

ダーウェント・ライトファスト
上)専門家用(ライトファスト)、下)一般用(三菱880)

まず、価格の違いは「顔料の多さ」と「耐光性」です。高価な色鉛筆とはすなわち、色の美しさや保存性が良い色鉛筆で、「専門家用やfor Artist」というラインナップで販売されています。プロやアーティストが使うグレードで、1本200円以上の色鉛筆です。重ね塗りや混色も思うようにでき、色数も豊富です。

一方、一般的な色鉛筆は、保存性は重視されていません。しかし、トンボや三菱などの日本のメーカーは品質が良いので、かなり本格的な色鉛筆画が描けますし、安価に入手できる手軽さは大きな魅力です。初心者の方は、まずは、ここから初めて見るのも良いでしょう。

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イラスト・色鉛筆画向きの色鉛筆を選ぶポイント。

色鉛筆選びの詳しい記事は「色鉛筆選びのポイント」に記載しているので、ここでは簡単にまとめます。

  • 油性色鉛筆と水彩色鉛筆があります。まずは、しっかり混色できる油性色鉛筆がおすすめ。
  • また、色数が多すぎても使いこなせません。まずは、36色セットを購入して、必要に応じて買い足すのがおすすめです。単色で購入できることも重要です。
  • そして、重ね塗りや混色は必ず使います。少なくとも、3層は重ね塗りできる色鉛筆を選びましょう。
  • 最も重要なポイントは、芯の硬さを選ぶことです。精密に描くなら硬い芯。濃くべったりと塗るなら柔らかい芯がおすすめです。この、芯の硬さが画風を決めると言っても過言ではありません。
  • 色の不透明度も色鉛筆によって異なります。不透明度が高いと平面的に、透明度が高いと奥行きのある混色になります。
  • さらに、長く保管したい人や販売する人は、耐光性の高い色鉛筆を選びましょう。

おすすめ色鉛筆10選。プロが選ぶ、イラスト&色鉛筆画用の油性色鉛筆

まずは、べったりと濃く塗ることができる、柔らかめの芯の色鉛筆を紹介します。いずれも「ワックスベース」といわれる色鉛筆です。芯が柔らかいのが特徴で、強く擦り付けることで、紙面上で色を混ぜることができるため、平面的でイラストレーション向きな描き方ができます。

1、カリスマカラー(PrismaColor)

カリスマカラー

カリスマカラー(SUNFORD)は、世界中で多くのユーザーに愛されている色鉛筆です。日本国内でも入手しやすく、多くの画材店で購入できます。1本200円程度と比較的手頃な価格です。

色の不透明度が高く、発色が良く、べったりとクレヨンのようなやわらかい塗り心地はこの価格帯では唯一無二の魅力。バニシングという手法で、リアルな絵を描いたり、漫画・アニメーション、イラストレーションの使用におすすめです。

カリスマカラーは、本国のアメリカ合衆国では販売されていません。本国ではプリズマカラー という名称です。プリズマカラー は場合によっては中の芯が折れていたりする可能性もありますので、輸入品を購入の際はお気をつけください。ちなみに、白はカリスマカラーの方が隠蔽度が高いみたいです。

一部(というか半分ぐらい)の色(紫やピンク、緑など)は耐光性が絶望的に低いため、ホルベインアーチストやカランダッシュ・ルミナンスなどと併用する必要があります。(耐光性の低い色はこちら

広い範囲を塗ることができるアートスティックスも併用すると、作業スピードが大幅アップします。

カリスマカラー(旧プリズマカラー )

2、ホルベイン・アーチスト・カラーペンシル

ホルベイン・アーチスト

holbeinアーチストカラーペンシルは、カリスマカラー同様のやわらかい芯 の色鉛筆で、厚塗り・混色ができます。また、色によって不透明度が異なるため、奥行きのある色彩を表現することもできます。日本国内なら、多くの画材店で入手できます。東急ハンズでも売っています。さすがのジャパンクオリティーで、海外製の色鉛筆と比べると、耐光性、顔料やワックスの質、鉛筆の造りなど、この価格帯の中では高品質です。
耐光性も、どの色も最低ラインはクリアしています。いくつかの色はいまいちなので、カラーチャートをチェックしておきましょう。

鮮やかなカラーラインナップが好みが別れるところですが、イラストや漫画、アニメなどに向いています。

また、ホルベインのOP501 Soft Whiteは、どれだけ塗り重ねた上にも、白い線を描くことができる、最強の白です。一本持っておくと便利です。

ホルベイン アーチスト色鉛筆

3、カランダッシュ・ルミナンス6901

ルミナンス

柔らかく、バターのように滑らかでクリーミーな最高級のワックスベース 色鉛筆。ASTM(米国材料試験協会)D6901基準の耐光性LF1・LF2を取得しており、発色も良い。この色鉛筆を使って、文句を言う人は、まず、いないと断言できます。

ただ、値段が一本500円とべらぼうにお高い。そのため、大量消費する人には向いていません。が、それでも、「柔らかい&厚塗り」の色鉛筆で、一部のピンク〜紫系(ローズピンク、ライラックなど)で耐光性があるのはルミナンスだけ…という事実もあるので、必要な人は、購入するしかありません。

でも、そう思って、「その色だけ」と思って買ったら、「使用感が良すぎて他の色も欲しくなる」という危険があります。入手できる店舗は多くはありませんが、大きな画材店に置いてあります。

カランダッシュ ルミナンス6901

一度使ったらやめられない、最高の塗り心地だケロ。


4、コーリン色鉛筆

コーリン色鉛筆
コーリン

低価格で、柔らかい色鉛筆を探しているのなら、さらっとした塗り心地で発色が良い、コーリンがおすすめです。単色で購入できないことと、耐光性が無いこと、色がちょっと安っぽいのがデメリットです。しかし、この価格の柔らかい芯の色鉛筆は他にありません。コスト重視の方は、一度お試しください。こちらの商品については、多色セットの購入をお勧めします。

コーリン色鉛筆(楽天市場)

おすすめ色鉛筆10選。プロが選ぶ、イラスト&色鉛筆画用の油性色鉛筆

次に、色を重ねた混色が得意な色鉛筆の紹介です。色鉛筆は混色によって、色鉛筆らしい繊細で奥行きのある表現ができます。この描き方には、やや硬めの色鉛筆が向いています。

5、ファーバーカステル・ポリクロモス

ファーバーカステル・ポリクロモス

ファーバーカステル・ポリクロモスは、耐光性、発色など総合的な品質がずば抜けて良い、人気の専門家用色鉛筆です。多くの色鉛筆アーチストに好まれています。プレバトの先生が使っているのも、多分この、ファーバーカステル・ポリクロモスです。また、取り扱い店舗も多いので、大抵の画材店で購入できます。

やや硬めのオイルベース色鉛筆で、精密な描写が可能です。ワックスブルーム がおきませんので、保存も安心です。深みのある落ち着いた色が多く、混色の透明感もあるので、奥行きのある美しい色鉛筆画が描けます。

明度差が少ないせいか、多色セットで購入すると、近い色が多くて見分けがつかないという声も多くあります。黄色と赤系が多くて、使わない色が増えてくるので、36色セット+単色で揃える方が良いです。

ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆

6、カランダッシュ・パブロ

カランダッシュ・パブロで描いたドローイング
カランダッシュパブロ ドローイング

めずらしい六角軸の色鉛筆。色鉛筆独特の、太軸が使いにくい人は、このカランダッシュ・パブロがおすすめです。オイルベースですが、やや柔らかめの色鉛筆です。

カランダッシュならではの、澄んだ、透明感のある、ポップで軽やかな美しい色彩は、他に代えがたい魅力です。繊細で明るめの画風ならば、この、カランダッシュ・パブロがおすすめです。ファーバーカステル・ポリクロモスに比べると、芯が痛みやすかったり、取り扱い店舗が少なかったりの欠点もありますが、重ね塗りの性能は他を寄せ付けません。どこまでも深い色を重ね塗りによって作っていくことができます。色と混色の美しさで選ぶなら、カランダッシュ・パブロがおすすめです。重ね塗りの性能比較はこちら

カランダッシュ パブロ色鉛筆

品が良い感じに仕上がるケロ。


7、LYRA レンブラントポリカラー

リラ・レンブラントポリカラー

LYRAレンブラントポリカラーは、まず、ダントツに耐光性が良いのが特徴の色鉛筆です。さらに、持ち手が細軸で、力が入れやすく、細かい描きこみも苦になりません。カランダッシュ・パブロと同様「色鉛筆独特の軸の太さが苦手」な人に向きます。

また、オイルベースの色鉛筆ですが柔らかめで、滑らかなところも扱いやすいのもポイントです。渋めの落ち着いた色ですが、テクスチャーのあるだと、華やかな色が出せます。重ね塗りも楽で混色も美しいです。厚塗りもできるので、カリスマカラーやルミナンスなどと併用することもできます。

取り扱い店舗が少ないのがデメリットですが、大きめな画材店で購入できます。

LYRA レンブラントポリカラー色鉛筆

8、ダーウェント・プロカラー

ダーウェント・プロカラー

独特のややくすんだ色が美しいのが、ダーウェント・プロカラーの特徴です。ダーウェント・アーチストと比較すると、全体に耐光性が高くなっています。また、鉛筆自体のクオリティーも格段に良くなっています。一本300円とやや高めの色鉛筆ですが、混色のしやすさや消しゴムで消えやすい所は評価が高いです。精密画には向きませんので、色鉛筆らしい柔らかい画風が好きな方におすすめです。もう少し、取扱店舗が増えるといいですね。

ダーウェント・プロカラー(楽天市場)

9、ロイヤルターレンス・VAN GOGH

ターレンス・ヴァンゴッホ

VANGOGHは価格が手頃で耐光性が高いところが特徴です。専門家用色鉛筆の中では、最もリーズナブルなと言えます。評価すべき点は、混色の美しさと塗り心地の良さ、コストパフォーマンスの良さがあります。他の専門家用色鉛筆と比較すると、全部で60色と色数は多くありませんが、必要十分ですね。また、厚塗りしたり、精密に描いたりするには向きませんが、全体のバランスが良く、どんな手法もそれなりにこなしてくれます。そのため、これから色鉛筆画をはじめる人、学生さんにおすすめです。

ロイヤルターレンス VAN GOGH油性色鉛筆(楽天市場)

10、トンボ-1500 HOMO GRAPH

最後は、プレバトでもお馴染みの、トンボ1500の黄色缶の紹介です。手頃な価格で、しっかりと色を重ねることもできる優秀な色鉛筆です。また、芯の硬さも程よく、芯先を尖らせれば、繊細な色鉛筆画を描くことができます。同価格帯の三菱880と比較すると、トンボの方が少し落ち着きのある色合いです。どちらも良い製品なので、色の好みで決めるのも良いかもしれません。

トンボ 色鉛筆36色(楽天市場)

おすすめ色鉛筆10選。プロが選ぶ、イラスト&色鉛筆画用の油性色鉛筆

他にも、ダーウェントやスタビロなどから、専門家用の優秀な色鉛筆が販売されていますが、取り扱いの店舗が少なく、単色の購入が難しかったりするため、今回はオススメから外しました。しかし、近くで取り扱い店舗があるのならば、「カラーソフト」や「ライトファスト」、「ドローイングペンシル」などおすすめです。

多くのアーティストは、いくつかの色鉛筆を併用しています。たとえば、カリスマカラーとファーバーカステル・ポリクロモスなど。それはきっと、一種類の色鉛筆だけではカバーしきれない操作性や色のバリエーションがあるからだと思います。

また、耐光性は、プロやアーティストには重要な要素で、妥協できない点ですので、カラーチャートの耐光性をチェックしながら、色を揃えていくと良いでしょう。

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