三菱/ユニカラー

三菱/ユニカラー>専門家用油性色鉛筆レビュー。
硬い・薄いという方がいる一方で、ファンも多く、評価が分かれる色鉛筆。
鉛筆のつくりや色数、顔料などを含めれば、専門家用色鉛筆で130円と低価格の割には品質の良い製品です。
しかし、どんなに頑張っても、濃く塗ることはできませんので、柔らかい色鉛筆でべったり塗りたい方は、絶対文句が出るのでやめておきましょう。

100色の色揃えがあって、価格も安い。大抵の画材店(場合によっては文房具店)でも取り扱っているという手軽感がありながら、色鉛筆そのものはとてもよくできていて、高級感があるので、大人の塗り絵にはおすすめです。

三菱/ユニカラー

三菱/ユニカラー

●鉛筆の作りがいい。

日本メーカーの製品は、本当に質がいい。海外の製品に比べると雲泥の差です。
鉛筆に印字されているプリントも美しく、老眼では読めないほどのゴールドの輝きです。

所有欲が満たされる色鉛筆ですね。
三菱鉛筆は山形の工場で国産生産しているみたいですね。軸木も国産使えばいいのに。

●硬めの芯で滑るような感じ

芯はやや硬めですが、そこはそれほど気になりません。ダーウェントのアーチストより少しやわらかいぐらい。それよりも、ワックス成分が多いのか、ちょと滑るような書き心地なので、好みが別れるところです。

●重ね塗りが苦手

三菱/ユニカラー

ファーバーカステルとの比較です。
違いがわかりやすいように、ケント紙に塗っていますが、色の濃さの違いが一目瞭然です。
ユニカラー はかなり早い段階で、ツルツルになって色が乗らなくなります。
濃く塗りたい時は、マーカーと併用するなど工夫が必要です。

●混色がキレイ

三菱/ユニカラー
限界まで塗りましたけど。薄いけどキレイですね。紙はキャンソンのクロッキー張です。

色に透明感があり、彩度が高めなので、混色するとキラキラと光ってとてもキレイです。

一般向けのNo.880では表現できないのがこの混色の繊細な美しさです。
ただし、色を重ねられる限界が早いので、色選びは慎重に。
暗い色は初めに暗くしないと、明るい色の後では乗らなくなります。
とにかく軽いタッチで薄々と色を乗せていくのがおススメ。
※色鉛筆による混色の比較はこちら

●繊細な描写に向く

4mmの太芯と薄い色は、広い面を均一に薄く塗ることができます。「軽いタッチ」で色を重ねると、とても微妙な色の表現ができます。色を濃くするのは難しいので、自然と淡い色彩の繊細な画面になります。

●豊富な色数と値段の安さ

この価格帯で100色カラーが揃うのはうれしいところです。
トンボの色辞典も90色のカラーが揃いますが、色辞典は同じ色相で彩度や明度が異なったカラーのラインナップなので、それほど色の豊かさを感じられるわけではありません。他にない独特なカラーはありますが…。
色相の豊かさや発色ではこちらのユニカラーの方が断然上ですし、色の鮮やかさや混色の美しさもユニカラーの方が断然良いです。

三菱 ユニカラー トンボ ・IROJITEN/色辞典
形状滑らかで硬めの芯。硬めでコントロール性良く、精密描写に向く。
鮮やかで瑞々しいマットで落ち着いている。
混色混色はキレイだが、重ね塗りはとても苦手。重ね塗りはそこそこだが、色数多く混色すると濁る。
備考ハイクオリティ色鉛筆中高校生以上の女性向け
同価格の 三菱・ユニカラー との比較。一長一短。

ユニカラー の製品スペック

ユニカラー  油性色鉛筆
三菱鉛筆株式会社 (公式サイト
価格帯一本130円。
全100色
透明度と彩度の高い色調。
微妙な中間色や淡いカラーもくっきりとクリア
形状円筒形
描き心地芯:4.0mm
硬さは普通。
混色良。
透明感のある混色。
その他繊細で柔らかい雰囲気に向く。
重ね塗りが苦手で濃く塗れない。

<比較検討されそうな色鉛筆>・三菱ユニカラー 、三菱ポリカラー、三菱888、トンボ色辞典、トンボ1500、ステッドラーエルゴソフト、ファーバーカステルアートグリップ、コーリン
※おすすめのコロリアージュ(大人の塗り絵)向けの色鉛筆比較はこちら

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