技法研究室

コピックのカラーレスブレンダーはエタノールで代用できるのか

コピックのカラーレスブレンダーはエタノールで代用できるのか,検証してみました。結論から言うと、できるけど、おすすめはできません。尚、私はカラーレスブレンダーを持っていないので(笑)本物との違いは、みなさん、写真を見て自己判断してください。

コピックのカラーレスブレンダーはエタノールで代用できるのか

エタノールってなんじゃらほい

エタノールはアルコールです。その濃度によって、消毒用に使われたりしています。調べた所、エタノールには3種類あって「無水エタノール」「エタノール」「消毒用エタノール」とあるようです。それぞれアルコールの濃度が違うんですね。

無水エタノールとは、99.5%以上のもので、これだとすぐに蒸発してしまうから消毒用にはならないのだそうです。だから、「消毒用」って売られているエタノールは、希釈されて、少し肌にとどまるようになっているのだそうです。ジェル状になっているとか、そうゆうことだったんですね。

でもま、コピックマーカーなので、さっさと蒸発してくれないと困りますので、使用するのは「無水エタノール」ということになります。

無水エタノールの入手方法

薬局で購入できます。店頭には出ていませんので、お店の人に「無水エタノールください」と言うと出してくれます。危険等級Ⅱ、火気厳禁なので取り扱いには十分な注意が必要です。1500円ぐらいだと思います。

楽天やアマゾンでも売ってますけどね。

他のエタノール製品も試してみます

予測として、無水エタノールはいけるだろうと思っていますが、他の製品、たとえば消毒用のアルコール綿やマキロンみたいな傷の消毒薬どうなんでしょう?消毒用でいけるなら、100円均一でも手に入るので安く済むんだけど。と思ったのでついでに試してみたいと思います。


コピックのカラーレスブレンダーはエタノールで代用できるのか,検証

<使用したテスト溶剤>

  • 無水エタノール:希釈なし
  • アルコリーフ(注射のときとかに使う消毒綿):エタノールは83%
  • マキロン(傷の消毒に使うやつ):エタノールは少しだけ

<使用方法>

コピックペーパー(.Too)に、コピックで書いたものを、溶剤を含ませたナイロン筆もしくは綿棒でなぞる。

<結果1〜濃度による違い〜>

  • マキロンは微妙に滲んだような気がするが、ほぼ反応なし。その割には、紙がざらついて痛んでしまった。
  • 消毒用のアルコリーフ(エタノール83%)は反応して、いろが薄くなり、まわりも少し滲んだ。紙はよれて少しざらつくようになった。裏移りしている。
  • 無水エタノールはかなり綺麗に薄まった。裏移りしている。

<結果2〜塗布方法による違い〜>

塗布方法による違い

綿棒の方が、マーカーのニブに似ているからいけるかな?と思ったが、ちょっと量が多かったみたいでダメだった。よく伸ばしたいなら筆の方がいいです。ですが、筆は、ニブと違ってコントロールが難しいので、液が多くついてしまったりして紙がたわむこともありました。

コピックのカラーレスブレンダーはエタノールで代用できるのか,まとめ

コピックのカラーレスブレンダーの代用品は、無水エタノールになります。

濃度が83%のものでも裏移りしていたので、溶剤としては83%でも機能しています。しかし、薄めると、アルコールが蒸発する時間が長くなり、その分紙面上に水分が残るため、紙がよれる原因になります。なんなら、紙を水張りでもすれば良いのかもしれませんが、そんな手間をかけるなら、純正品を購入したほうがいいですね。

使用するならば、無水エタノールをそのままの状態で使うのが良いです。

筆や綿棒などに含ませて使用するのは、液が均等に紙に移らないので、紙がよれる原因になります。
やっぱり、塗布はニブが良いので、コピックの詰め替え用の液剤として使用するという手が考えられます。

塗りつけたエタノールの量を少なくして綿棒で塗りつけてみました。が、裏移りするのと、色がボケるバランスが微妙で、もししたら別の成分的な問題かもしれません。使えないことはないけども、色々と調整に結構神経をつかうので、微妙だなーと思った次第です。

詰め替えできる人は試してみたらいいとは思いますが、色々と気をつかうなら、純正品買った方が良いってことですね。はい。

kazikaeru

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