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カラーレス・ブレンダーの代用品を100均で探す

カラーレス・ブレンダーの代用品を100均で探す,色鉛筆、オイルパステル には、カラーレスブレンダーたるものが販売されています。色をのばしたり、ぼかしたり、混ぜたりするために使うわけです。人によっては多用することも多い製品です。100均で代用品を探してみました。
※お試しは自己責任で。作品の長期保存を考える方は、メーカー品をつかってください。
※コピックは「コピックのカラーレスブレンダーはエタノールで代用できるか?」に掲載しました。
※百均以外の溶剤の紹介は、「色鉛筆の溶剤で色をぼかす&まぜる」をご覧ください。

カラーレス・ブレンダーの代用品を100均で探す

オイル系のものなので、溶剤も「オイル」を含んだものになります。以下のいずれのものも、効果があります。

<消毒液>

要するに「ちょっと薄めたエタノール」です。綿棒や擦筆などにつけて使用します。
溶剤の中ではかなり弱めです。色鉛筆、オイルパステル で使えます。
百均や薬局で売っています。

  • メリット:あまり溶けないので少しづつ薄くしたりするときに使える。
  • デメリット:紙に染み込んで裏移りする。液体なのでどばっとすると紙がよれる。紙が痛みやすい。

<リップクリーム>

薬局や100均で売っています。リップクリームに入っている「ワセリン」で色鉛筆のぼかしを行うのは、とてもポピュラーな方法で、指や綿棒、擦筆で伸ばして使います。広い面をぼかすのに便利です。
色鉛筆、オイルパステル に使用できます。どちらも優秀。

  • メリット:広い面をぼかすのに最適。手軽でどこでも手に入り、安い。
  • デメリット:よく溶けるので、擦りすぎると色が薄くなっていく。紙がべとつく。

<ベビーオイル>

薬局や100均で売っています。とてもポピュラーな方法で、指、筆、綿棒、さっ筆などで伸ばして使います。かなり綺麗に良い感じに色がぼけるのでおすすめ。色鉛筆、オイルパステル に使用できます。とても優秀。

  • メリット:広い面をぼかすのに最適。手軽でどこでも手に入り、安い。
  • デメリット:擦りすぎると色が薄くなっていく。やや裏移りがある。

<エナメルリムーバー>

油絵で使用されている「テレピン」とか「ペトロール」は、昔から色鉛筆の水彩表現で使われてきた溶剤です。「揮発性油」というもので、早い話が「灯油」とか「ガソリン」とかそういった類の油です。そんな感じで溶けてくれるのが「エナメルリムーバー=除光液」です。マニキュア落とすやつですね。

これは、トップクラスで強い溶剤で、とてもよく溶けます。
色鉛筆・オイルパステル に使用できます。優秀。

  • メリット:とても良く溶けるので、広い面に使える。水彩風の表現が可能。
  • デメリット:紙に染み込んで裏移りする。シンナーっぽい臭いがする。紙が傷みやすい&よれやすい。

<シールはがし>

こちらも、成分的には「テレピン」とか「ペトロール」に近いものです。試したことはありませんが、機会があればやってみます。

お名前.com

カラーレス・ブレンダーの代用品を100均で探す,色鉛筆・オイルパステル まとめ

消毒液、ベビーオイル、ワセリン

オイルパステル では、テレピンの代わりに使うなら、ベビーオイルがオススメ。匂いもありません。ボリュームを出しながら伸ばすならワセリン(リップクリーム)がオススメです。色は薄くなります。

色鉛筆はオイルパステル よりもデリケートな画材なので、使用には気をつかいます。紙がよれたり痛んだりすると、上からの修正が難しくなります。使用感として一番良いのはベビーオイルですが、ワセリンも裏移りしないので愛用しています。

「ぼかす」にはこれらの溶剤がとても効果的ですが、「色をまぜる」については、各メーカーが出している「ブレンダー」が最も優秀です。

※詳しくは「色鉛筆の溶剤で色をぼかす&まぜる」に記載してあります。

kazikaeru:

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